2020年の夢を食らう

​アートアイランズ2020への個人的プロセス

 私の干支は卯である。(その1)

 選べるわけではないので、大島で生まれたとたん干支は兎ということになった。いい年齢までは、話のきっかけに「何年生れ?」「へーそうなんだ!」何が「へー」なのかわからない会話をしていた。

 最近は干支の話が出るのは年末年始ぐらいで、年中血液型の話を聞いているように思える。

 それでも、多くは年嵩の人たちから聞かされた干支の話はわが身に刷り込まれているらしく、ウサギはとても身近にいる。いや身近にいるというより、いつしか我が体内を、数羽の兎が跳ね回っているのである。​

​2020年9月1日・アートアイランズTOKYOweb会場でのオープニングにはヘッドホンで髪を抑えつけた。

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web会場の準備。Zoom初体験、なんでも試す。

​ 兎は多産だから、子孫繁栄の象徴?我が家には無縁。

 因幡の白兎の兎は、機転が利くが余計な一言が悲惨な結果と、素晴らしい出会いをもたらす。

 私も、悲惨な結果もままあるが、素晴らしき出会いは、悲惨な数よりは多いはずだ。

 「脱兎のごとし」は「初めは処女のごとく」と、だまし討ち兵法で今の時代でも通じるものはあるのだろう。

 私の内部から、「豚兎」が飛び出てきて、その後も、「島兎」が「縞兎」となり「漫画や映画の囚人服の兎」が現れた。

2020年つまり今年になって、「横縞うさぎ」をタイプしたら「邪兎」が出てきた。

 8月、アートアイランズ2020の、狂言回しとしても登場。英語名「Jadt」と10月6日に改名。

「Jadt(ジャット)]は、囚人服を脱ぎ捨てても、すでに身体にストライプが見られる姿になっている。(日本では、ボーダー柄Border patternといい。もっぱら横の縞模様を指すのだが、border​は、境を示す言葉だから英語ではhorizontal stripeということになるらしいが、borderの方が2020のJadtには似つかわしいと思っている。)さらに、舌はあっかんベーをし、眼光鋭く威圧をしてくる。

 アートアイランズTOKYO2020終了まで、Jadtが、私の周りを飛び跳ねているようでは、2020年の夢にはありつけない気がしている。

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​2020年9月5日、島に行く前に髪を切る。恥ずかしいのでサングラスをかけた・

​「邪兎」の誕生である。耳から、身体にかけて横縞が毛皮に浮かぶ。